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FXのトレードノートの作り方。行き当たりばったりの取引を卒業しよう

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うさびょん
うさびょん
トレードノートつけるといいらしいけど作り方がわからないんだよねぇ。

ノートってめんどくさそうだし、取引ツールの履歴だけでよくない?

結論から言いますと、FXするならノートは必須のアイテムです。

 

現在ぼくは手書きのノートを使ってトレードしています。

ノートなしできちんとトレードができる自信はありません。ノートがないとどうしても行き当たりばったりの取引になってしまいます

スマホの取引ツールにも取引履歴は残りますが、必要な情報が足りておらず取引の道具としては使い勝手がよくありません。

 

ノートを作った方がいいとわかっていても、作り方がわからなくて作れなかった人もいるでしょう。

トレードノートは人それぞれで正解はないのですが、今回はぼくのトレードノートの作り方を解説します。

ノートのイメージを持ってもらうために実際使っているノートも公開します。

ではゆっくりいってみましょう。

 

FXの取引にトレードノートが必要な理由

キーボードとノートとヘッドフォン

トレードノートをつける理由は2つあります。

  • 現在地を知る
  • 振り返る

順番に見ていきましょう。

 

現在地を知る

トレードは行き当たりばったりでするものではありません。

相場の動き」と「自分の現在地」との関係で行動が決まります。

 

自分の現在地とは

  • 玉の保有枚数
  • 資金の状態

です。少し前に自分がいくらで売り買いしたかも判断の材料になります。

 

振り返る

過去の取引を振り返ることでこれからの取引の仕方を修正できます。

修正のポイントは主に

  • 売買のタイミング
  • 玉の動かし方

です。

ノートを見ればこれらがわかるようになっているので振り返りがしやすいんですよね。

 

相場の技術を上げるうえで振り返りは重要です。手軽に振り返りができるようにノートが必要なのです。

 

トレードノートは「海図」

地図

トレードノートは海図みたいなものです。海図を持たずに航海に出たら100%遭難しますよね

FXの取引で遭難しないためにもトレードノートを使いこなせるようになりましょう。

 

トレードノートに書くべき項目

チェックリスト

トレードノートは玉の動きが把握できるように作ります。

項目は以下のようになります。

  • 日付:取引した日付
  • 約定時間:売り買いした時間
  • 建て区分:「新規/決済」「売/買」
  • 売買:1枚買ったら「 ー1」、売ったら「1ー 」と書く
  • 残玉:保有している玉の合計。売り1枚、買い2枚なら「1−2」と書く
  • 建て値:売り買いした価格。約定価格ともいう
  • 平均値:保有している玉の約定価格の平均
  • 実現損益:決済により発生した損益
  • 累積損益:口座全体の資金額

これらを記録したノートを口座ごとに分けて作ってあります。

 

ぼくのトレードノートを公開

こちらが実際使っているぼくのトレードノートです。

トレードノート

上で書いた通りに作ってあります。

ご自分でノートを作るときの参考にしてください。

 

トレードノートを作るのに必要なもの

  • ルーズリーフ
  • バインダー
  • 30センチ定規
  • 付箋
  • 修正ペン

くらいあればよいかと。

全部新品で買っても1000円ちょっとくらいでしょうか。このくらいは投資しましょう。

ぼくが使っているものをご紹介します。

 

✅ルーズリーフ

Campas Highgrade ルーズリーフ B5

厚口のB5サイズを使っています。

厚口を使っているのは「株式上達セミナー」のやり方に従ったからです。実際使いやすいので厚口でよいかと思います。

サイズはB5がちょうどいいです。持ち運んでも荷物になりません。

 

 

✅バインダー

リングノート テフレーヌ B5

薄くて軽いものがいいです。おすすめはテフレーヌです。

これ以上軽くてリングが邪魔にならないバインダーはありません。

 

 

✅30cm定規

ステッドラー 定規 30センチ

うちにあるものでいいですが、持ち運ぶことがあるので軽いものをおすすめします。

 

 

✅付箋

スリーエムの付箋

これもうちにあるものでよいかと。

複数の口座があるとき口座ごとにインデックスが作れます。

何色かバリエーションがあって、文字が書き込めるくらい幅があると使いやすいです。

 

✅修正ペン

ぺんてる 修正液 XEZL31-W 細先端

トレードノートはボールペンで書きます。必ず書き間違えるので修正ペンが必要です。

おすすめはペン先が細いものです。

文字が部分的に修正できるだけでなくグラフの修正にも使えます。

 

 

トレードノートは手書きがいい

手書きしているところ

ここまで読んで「でも、これってPCとかスマホで書いてもいいんじゃない?」と思った方もいるでしょう。

それでもいいかもしれませんが個人的には手書きをおすすめします。

  • とにかくすぐに見られる
  • 書くことでなんとなく記憶に残る
  • 取引が丁寧になる

のが理由です。

PCでやるにしてもはじめは手書きでやった方がいいですね。

 

トレードノートを使いこなすコツ

工房で作業する人

最後にトレードノートを使いこなすコツをお伝えします。

ズバリ「取引したらすぐに書く」です。

 

とはいえ1日に何度も取引する人は1日1回まとめてでいいと思います。

ぼくは取引と記録をセットにして行っていますが、毎回書き漏らしがないように前回の取引からチェックすることにしています。

 

ノートが使えてくると「ちゃんと取引できている感」が出てきます。

こうなってくると「趣味」「遊び」の領域を一歩出られたと言えます。真剣にやるならノートは必ず作りましょう。

まとめ:FXするならノートは必須アイテム。使いこなすには練習が必要です

  • トレードノートはFX取引の必須アイテム
  • トレードノートは「現在地」を知り「振り返る」ための道具
  • アクセスしやすい手書きがおすすめ
  • 作ってからが本番。使いこなせなければ意味がない