ちゃんとできるようにしてからじゃないと損しちゃうよね。。。
FX には「これだけ勉強すれば損しません」と言える勉強期間はありません。
どれだけ勉強をしてもうまくいかない、というパターンもあり得ます。
勉強はトライアンドエラーを繰り返しながらしていくものなので勉強期間は「ずっと」というのが正しいかもしれません。
ただし最低限の取引ができるようにするだけなら3ヶ月の準備期間があれば良いかと。
今回は3ヶ月でどんな準備をするべきか解説します。
Contents
勉強期間3ヶ月の根拠
スタートラインに立つために必要な勉強期間が3ヶ月なのは
- 値動きを知る
- 道具の使い方に慣れる
のにかかる期間が3ヶ月だからです。
特に値動きは場帖(トレードノート)とチャートを毎日手書きしてつかむので、そのくらい時間がかかってしまいます。
勉強期間中にするべきこと

せっかく3ヶ月もあるので他のこともやっておきましょう。
- FX のルールを覚える
- 口座を開設しておく
- 値動きを受け止める
- アプリの使い方に慣れておく
- 玉帖の使い方に慣れておく
以上の5つをやっておくといいです。
「アプリ」と「玉帖」は必須ではありませんので上の3つができればいいですね。
順番に見ていきましょう。
FX のルールを覚える
「用語」や「損益の出る仕組み」を覚えます。
FX 会社のホームページや動画で勉強してもいいですし、本を使っても構いません。
本を1冊読みつつわからないところはネットで調べるのが効率的です。何冊も読む必要はありません。
口座を開設しておく
口座の開設には一週間程度かかることがあります。
急ぐ必要はありませんが早めにやっておきましょう。
資金まで入れて、あとは取引するだけの状態にしておきます。
値動きを受け止める
毎日データを見て場帖とチャートに値を書き足していきます。
値動きの受け止め方はむずかしく考えずに
- 昨日と比べてどうか?
- 一週間前と比べてどうか?
- 2週間前は?
- 1か月前は?
と見比べてみるだけでいいです。
ダイエットするときに現在と過去の体重を比べながら「やせてきた!」とか「太ってる!」と判断しますよね。
値動きを受け止めるのはそんなイメージです。
アプリの使い方に慣れておく
注文はスマホのアプリかPCから入れるので操作に慣れておいてもいいですね。
単純に注文を出すだけならぶっつけでも大丈夫なので必須ではありません。心配ならやっておけばいいという程度です。
やるなら各社のデモトレードが利用できます。
ただし取引の練習までしようと思わないこと。
デモトレードで練習すべきという考え方もありますが、当サイトはデモトレードに否定的です。
デモトレードはゲーム的にできるため「自分のお金を使った取引とは違う行動をしてしまう」のが理由です。
玉帖の使い方に慣れておく
デモトレードしながらつけてみてもいいし、他人の売買記録を書き写してみてもいいでしょう。
ぶっつけでもできるので、こんなものかと分かる程度で結構です。
安定して利益を出す勉強は次のステージで

これだけ準備すれば一応取引できるようになります。
しかし利益が出せるかどうかはわかりません。むしろ出ないと思った方がいいです。
利益が出せるようになるには実践が不可欠だからです。
当面は死なないように(破産しないように)口座を管理できれば御の字でしょう。
口座を維持しつつ少しずつ玉を動かす経験を積んでいってください。

迷走しないことができるようになる近道

ぼくは利益が出せるようになるまで3年くらいかかりました。
今回書いたようなことは知りませんでしたので、おっかなびっくり手探りでやるしかありませんでした。
利益が出せるようになったのはいい本に出会うなど運がよかったとしか言えません。
FXの勉強にはロードマップがありませんから迷走するのは当たり前です。
できるようになる近道はないですが、あえていうなら「迷走しないことができるようになる近道」と言えるかもしれません。
- やるべきことを決めて
- 積み重ねていく
しかありません。
FXでやるべきことはシンプルです。
まとめ:FXの勉強期間はとりあえず3ヶ月。スタートラインに立つだけなら3ヶ月あればいい
- 値動きを知るのに3ヶ月はかかる
- 勉強期間というより「準備期間」
- 利益が出せるように勉強するのはスタートしてから
- 当面は死なないように動ければ御の字