勝てるようになるにはどんな勉強したらいいんだろう。
fxをやるなら勝ちたいですよね。負けてもいいやと思っている人はいないはず。
でも「勝ちたい」と思うことがじつは「負け」の始まりだったりします。
勝つのはあくまで「結果」です。勉強の目的を「FXで勝つ」ことにおくべきではありません。
この記事では
- fxで勝てるように勉強してはいけない理由
- fxの勉強でフォーカスするべきポイント
について解説します。
fx初心者を脱しきれない人が勘違いしやすいところなのできちんと修正しておきましょうね。
ぼく自身は2014年から毎年納税できるくらいの利益を上げ続けていますが、その前は損ばかりしていました。「勝つ」ことを目的に勉強していたからです。
現在は別のところに目的を置いているのでうまくいっています。
そのあたりも合わせて解説していきますね。
「勝ち負け」を考えると負ける

FXは「勝ち負け」のあるものと考えると必ず負けます。
当てモノ、つまりギャンブルになるからです。
FXは取引です。ギャンブルのような高揚感は取引の妨げになります。
淡々と取引をするなら「勝ち負け」のことは考えないようにしましょう。
とはいえ、利益や損失が出れば「勝った」「負けた」と思ってしまうことでしょう。
そこでオススメなのは、「『勝った』『負けた』と言わないこと」です。
とにかく言葉を排除します。これだけで「勝ち負け」をかなり意識しなくなります。
FXを勉強する目的は「上手になること」

FXを勉強するなら「勝つ」のではなく「上手になる」ために勉強しましょう。
「勝つ」を目的にすると、「儲かりそうな方法」を探すのが努力の中心になりがちです。
長年FXをやってきて言えることですが、「儲かる方法」や「儲かる口座」はありません。
いい本や教材を探すのは、具体的な努力に見えてじつは中身がないのです。
「上手になる」を目的にすると手を動かすことが圧倒的に多くなります。
FXは「売り買いの技術」なので練習が不可欠です。手を動かして練習することなしに上達はあり得ません。
巷に出回っている本を読むと「未来を予測する技術がある」と勘違いしがちです。
FXはあくまで「売り買いの技術」なので手を動かして技術を磨くことです。
上手に売り買いできるようになれば結果は勝手についてきます。
FXで勉強すべき3つのこと

FXで勉強すべきことはじつはそれほど多くありません。
ぼくのやり方では勉強すべきことは大きく分けて3つだけです。
- FXの基本的ルール(損益が出る仕組み、用語)
- 各種資料の作り方(場帳、玉帳、グラフ、勉強ノート)
- 玉操作(実際の売り買い)
「テクニカル」「ファンダメンタル」はどのFX関連書籍にも出てきますが、ぶっちゃけはじめは勉強しなくてよいです。
いずれも「未来を予測しようとするものだから」です。
ぼくも一時期勉強していましたが未来は予測できませんでした。むしろ予測と逆に動くことが多かったです。
「未来なんて予測できない」と割り切って、やることを絞るのが吉ですね。
まとめ:FXは「勝てるように」ではなく「上手になるように」勉強しよう
- FXに必要なのは「売り買いの技術」。「未来を予測する技術」ではありません
- 「上手になる」が目的だと、勉強内容が具体的になる
- 「勝ち負け」を口にしない。取引は淡々と行う