よし、インジケーターの使い方を極めるぞ!
と考えがちですが、あまりよい方法ではありません。
勝率を上げるだけならもっと別のやり方があります。
ぼくは取引でほとんど損失を出しません。勝率で言うなら90%に近いです。
しかし勝率にあまり意味はないと考えています。そのくらい「簡単に操作できる数字」だからです。
当サイトでは取引に「勝ち負けの概念」を持ち込まないようにしています。
しかし、この記事では便宜的に「全取引に対するプラスで手仕舞った取引の割合」を「勝率」と呼ぶことにします。
今回は「FXで勝率を上げる2つの方法」を解説します。
若干チートなのでそのつもりで読んでください。
Contents
FXで勝率を上げる2つの方法

その1「長いスパンで取引する」
「7日後の天気を予測する」というゲームをしたら予想は当たったり外れたりするでしょう。
では「7日後までに晴れるかどうか」を予測するゲームならどうでしょうか。
晴れでも雨でもどちらかに賭けておけば、ほぼ100%予測は当たるはずです。
FXも同じです。
買ってすぐ上がるか下がるかは五分五分ですが、ずっと待っていればいつかは買い値より上がります。
よほどおかしな値でエントリーしなければプラスで終わるチャンスは必ず来るということです。
いつ降りるかは自分の判断です。勝っている時に降りればいいとしたら勝率なんてないようなものですよね。
その2「玉をグループと考えて取引をする」
例えばUSドルを
- 100.00円 1枚
- 100.60円 1枚
- 101.00円 1枚
で合計3枚建てたとします。
現在の米ドル円の値が100.60円になったとすると、
- 100.00円 1枚 +60 pip
- 100.60円 1枚 0 pips
- 101.00円 1枚 -40 pips
で合計+20 pipsとなります。
玉を個別で考えると1勝1敗1分けですが、目的は「利益を出すこと」なので全体でプラスなら個別の勝ち負けは関係がありません。
建値をずらした玉を複数枚でグループとして持てば、全体でプラスにして終わらせることはそれほどむずかしくありません。
FXでは「損切りが大事」とよく言われますが、ある意味ではこれも「損切り」と呼べるかもしれません。
FXは時間を使えばプラスで終われる

まとめると
- ゆっくりと建て値をずらしつつ建玉のグループを作る
- 利益が出るまで待って手仕舞いをする
これで勝率を90%近くにすることが可能です。
しかしこうなってくると勝率という概念にあまり意味はないと分かるでしょう。
勝率が気になるのは「短期の一発勝負」をしているからです。
勝率を上げることより「勝率が気にならない取引方法」を身につける方が賢明です。

まとめ:FXの勝率は操作の仕方でいくらでも上げられる。勝率を気にしなくてもいいやり方を身につけるのが賢明
FXの勝率は
- 長いスパンで取引する
- 玉をグループと考えて取引する
これだけで上がるので、こだわっても仕方がない数字。
勝率を気にしなくてもいいやり方を身につけよう。