全然うまくいかないんだけどどうして?
勉強しても意味ないのかなぁ??
結論から言うと、FXの勉強に意味はあります。
ただ「どんな勉強をするか」が重要です。
うまくいっていないのなら「間違った勉強」をしてきた可能性が高いです。
自分が「どんな勉強をしてきたのか」一度棚卸しする必要があります。
今回は「FXがうまくなるにはどんな勉強をすべきか」について解説します。
Contents
FXの勉強 = 座学 + (練習)∞

FXがうまくいかない原因でよくあるのは「勉強ばかりして練習をぜんぜんしていないこと」です。
FXに多少の知識は必要ですが、それ以上に練習が大事です。
練習とは「実際の売買」をすることです。「玉を建てる → 手仕舞う」を1セットとして、これを何度も繰り返します。
練習では利益を度外視する

練習では少しでも利益が出たら早々に手仕舞ってしまいます。
1円でもプラスならよしとして、とにかく売買の回数にこだわります。
利益を伸ばすことを考えるのはもっと後になってから。
取引には「慣れ」が必要です。平然と玉の出し入れができるくらい慣れる必要があります。
それには取引経験を積み重ねていくしかありません。
練習で「死なないように」するために守るべき3つのこと

ただし闇雲に取引すれば死にます。
練習なので小さな怪我は大いに結構ですが、死んでしまっては元も子もありません。
そうならないために守るべきことは三つあります。
- 場帖をつけて値動きを受け止める
- 「上がったら売り」「 下がったら買い」を徹底する
- 小さい単位で取引する
詳しく見ていきましょう。
場帖をつけて値動きを受け止める
大まかな値動きの流れをつかむために場帖をつけます。
上がっているのか下がっているのか大雑把につかんでおくだけでも、無用な損失を防ぐことができます。
地味ですが大切な作業です。
「上がったら売り」「下がったら買い」を徹底する
これも無用な損失を避けるためのルールです。
上がり始めで買ったり下がり始めで売ったりするのは「より不利な条件」で取引を始めるのと同じです。
底と天井を当てることはできませんが、「昨日より今がマシかどうか」は確実に判断できます。
少しでも有利な条件で取引しましょう。
小さい単位で取引する
FX会社の多くは最小取引単位が「1万単位」で設定されています。
USドルでもユーロでも1万単位でもつと1円動いただけで1万円の損益が発生してしまいます。
損しても得しても初心者にはショックが大きすぎる額です。
- 1USドル持っていたら、利益は1円。
(101 – 100 ) × 1 = 1円 - 10000 USドル持っていたら、利益は10000円。
(101 – 100 ) × 10000 = 10000円
なので慣れていないうちは「1000単位」で取引することをお勧めします。
1000単位なら1円動いても1000円の損益。
仮に10円動いたとしても損益は1万円なので、わりと冷静に取引に臨めるはずです。
これでもまだ怖い人は「100単位」可能の会社もあるのでそちらを利用してみてください。
ただし100単位だと動くお金が小さすぎて、これはこれで取引に慣れにくいかもしれません。
デモトレードでの練習をおすすめしない理由

デモトレードで練習する方法もありますがお勧めしません。
自分のお金を使わないため「ゲーム感覚」でできてしまうからです。
リアルトレード独特の怖さに慣れることができないのです。
練習はリアル口座で大怪我しないようにやるのがよいです。
デモトレードはせいぜい取引システムの使い方を知るために使うものかと思います。
まとめ:FXの勉強には意味がある。ただし勉強には「練習」が含まれていることを忘れずに
- 最低限の知識をつけたらとにかく練習を重ねること
- 練習で死なないように。小さいケガはよしとすること
- リアルトレードで練習すること。デモトレードでは「取引の怖さ」はわからない