FX口座を作りたいけど、業者がいっぱいありすぎてどれにしたらいいかわからないなぁ。。。
何を基準に業者を選んだらいいんだろう???
FX業者は「どんなトレード手法をとるか」で選ぶ基準が変わってきます。
自分のトレード手法が明らかなら、それに合わせて有利な条件の業者を選べばいいわけです。
今回は当サイトのトレード手法をモデルに FX 業者を選ぶ基準について解説します。
Contents
当サイトのトレード方法

まず簡単に当サイトのトレード手法をまとめます。
- 期間:数日から数ヶ月。1年以上になることもあり
- 通貨ペア:米ドル円のみ
- 運用資金:30万円
- ポジションの取り方:分割売買
- 注文方法:成行のみ
- チャート:手書き
- インジケーター:なし
以上の項目をもとに条件を洗い出します。
FX業者選びの条件(当サイトの場合)

まず
- 注文:成り行き
- チャート:手書き
- インジケーター:なし
なので、取引アプリは何でもよいです。
使いやすさは多少ありますが、売り買いできる基本的な機能があれば十分です。
- 通貨ペア:米ドル円のみ
取り扱い通貨ペアも気にしなくてOKです。
米ドル円がない業者なんてありませんから。
- 運用資金:30万円
- ポジション:分割売買
計算すればわかりますが、資金30万円で米ドル円を取引するならせいぜい2枚(2万通貨)が上限で、できれば1枚に抑えたいところ。
分割売買をすれば、リスクの高い「一発狙い」をしなくて済みます。
そうすると「1000円通貨単位で取引できる口座」が必要です。
手数料はゼロならその方がいいですが、使いやすい口座であれば多少手数料がかかってもよいと考えます。

実際、ぼくの使っている口座の中には取引手数料がかかるものがありますが、快適なシステムの使用料と思って許容しています。
きちんとした取引ができるのが第一なので、そこまで手数料に神経質にならなくてもいいんじゃないでしょうか。
- 期間:数日から数ヶ月。1年以上かかることも
長期で保有することがほとんどなので「スワップポイント」は重要です。
気にするべきは高い安いではなく「買いの時と売りの時とのバランス」です。
業者によっては著しくマイナスに偏っているところがあります。
売りも買いも同程度のスワップが理想ですが、だいたい同じならよしとしましょう。
マイナススワップが著しく大きく設定されていると、怖くてポジションが取りにくくなります。
売りも買いもイーブンでポジションが取れるのは大事です。
以上をまとめると、
- 1000通貨単位で取引できること
- 「売り」と「買い」のスワップのバランスが取れていること
- 手数料は安ければなおよい
というのが、当サイトに合うFX業者の条件になります。
意外と少ないですね(^^;)
あとは「業者の信用」をチェック

最後に「信頼できる業者かどうか」、つまりいざという時に顧客の資産を守れる体力があるかどうかをチェックします。
これは「自己資本規制比率」を見ます(「FX 信用」などでググる)。
自己資本規制比率は金融商品取引業者の健全性を示す指標で、120%以上に保つことが法律で義務づけられています。
自己資本規制比率は高い方がいいです。
条件に合う口座の中からなるべく高いところを選びましょう。
スプレッドは? 約定力は?

スキャルピングのように超短時間で取引するならスプレッドや約定力は重要かもしれません。
しかし当サイトのように時間を使うやり方だとあまり関係がありません。「約定力って何?」って感じです。
なので当サイトの場合はスプレッドや約定力は無視しても大丈夫、となります。
「いい口座」=「トレードスタイルに合う口座」

当たり前ですが「勝てる口座」というのはありません。
どんな口座でも使い手がよければ利益を生みます。
使い手のトレードスタイルに合っていればより大きな利益を出す武器になってくれるでしょう。
大事なことなので繰り返しますと、自分に合ったFX業者を選ぶときにはまず自分のトレードスタイルを決めましょう。
細かいことはわからないのであれば、以下の項目の分かる部分をまず埋めてください。
- 取引期間:
- 通貨ペア:
- 運用資金:
- ポジションの取り方:
- 注文方法:
- チャート:
- インジケーター:
埋まった内容を見ながら決めていくと、自分に合った口座に近づけるはずです。
まとめ:FX業者選びは「トレードスタイルを決める」ことから始まる。トレードスタイルなしFX業者選びの基準は決められない
- トレードスタイルを決めるとFX業者選びの基準が見えてくる
- 押さえるべき条件以外は無視する
- トレードスタイルに合う業者の中から信用性の高いところを選ぶ