サラリーマンはサラリーマンであるというだけで「FX をするのに絶好の条件」を備えています。
もちろん知識と技術は必要ですが、どちらもコツコツ実践すれば身に付けられるレベルのものです。
今回は「FX をするのにサラリーマンが絶好の条件であるといえる理由」について解説します。
最後にサラリーマンに合うトレードスタイルについても少し書きます。
Contents
FXをするのにサラリーマンが絶好の条件といえる理由

その1「生活資金と運用資金をわけやすい」
サラリーマンには固定の給料があるので、生活資金ときっちり分けて資金を運用できます。
当たり前のことと思われるかもしれませんが、自営業者からすると毎月決まった収入があるのは「サラリーマンの特権」とも言えるほどのアドバンテージです。
生活資金と運用資金を分ける利点は以下の2点です。
- 運用で失敗しても生活を壊さない
- 増やした資金を全額再投資できる
始めは特にうまくいきませんので、FX に生活のすべてをかけるのはリスクが高すぎます。
ですので生活資金と運用資金をしっかりわけるのがベターです。
また同じように取引しても資金量が10倍なら利益も10倍になりますので、増やした資金を全て再投資できるのは理想的なのです。
その2「本業がある」
サラリーマンですと本業に1日の大半の時間を使いますので、FX のチャートに張り付かなくて済みます。
やり方にもよっては相場が気になって一日中チャートにへばりつきがちですが、精神を病むのでおすすめできません。
もし相場が気になって本業がおろそかになるようでしたら、「現状のやり方はよくないんだな」と思ってください。
取引しても相場が全く気にならないくらいでちょうどいいです。
その3「FX ができるようになりたい動機がある」
あなたはどうし FX に興味を持ちましたか?
「収入を増やしたい!」という気持ちが少なからずあったはずです。
しかしサラリーマンでは思うような昇給は望めません。
「もし会社を辞めることになったらお金はどうしよう」という不安もあります。
給料がもらえるアドバンテージがある一方で、サラリーマンはお金のことに弱いです。
お金のことは自分の力ではどうにもならないと思いがちです。
サラリーマンとして潜在的に抱えるお金の悩みに気づけると、FX にも真剣に取り組めます。
遊び感覚でやってしまうと絶対上手くなりませんね。
その4「急がなくていい」
サラリーマンは本業で生活が安定しているため、急いでFX で収入を得る必要がありません。
時間に余裕がないと無茶な目標というか希望を持って無計画な取引をしかねません。
サラリーマンであるというだけで、すでに落ち着いてFX に取り組める環境があるわけです。

サラリーマンに合うトレードスタイルとは?
サラリーマンとしてFX をするなら
- 本業に支障をきたさない
- 短時間でできる
この2点がトレードスタイルを決める条件になると思います。
トレードスタイルには大きく分けて
- 短期トレード(1日以内で終わる)
- 長期トレード(数日から数か月で終わる)
の2種類がありますが、おすすめは断然「長期トレード」です。
長期トレードですとチャートに張り付いている必要はないですし、ちょっとした上がり下がりに一喜一憂しなくて済みます。
一度に大きな資金を動かさなくていいのでプレッシャーも少ないです。
時間的にも精神的にも負担の少ないやり方を選ぶべきです。
ぼくのサラリーマン時代の話
最後に少し、ぼく自身の話をします。
ぼくもサラリーマンだった時にFXを始めました。理由はここに書いたようなお金の不安があったからです。
トレードは数ヶ月単位で行っていました。「長期トレードをやろう」と思ったのではなく、自然とそういう形になっていました。
朝相場をチェックしてよさそうだったらポジションを動かします。だいたい出勤前15分もあれば終わる作業です。
昼間は休みの時に相場を見たりしますが、見るだけで何もしません。
夜はたまにポジションを動かす程度で、やはり見るだけが多かったです。
こんな感じでやっていたので、ぼくが FX をやっていたことには誰も気付いていませんでした。
数年後に一身上の都合で会社を辞めることになったのですが、その時に「FX ができるならなんとかなるか」と思えたのは大きかったです。
決して専業で行けるほどではなかったですが、会社とは関係ない独自の収入源が少しでもあるのと全くないのとでは全然気持ちが違いましたね。
まとめ:FXをするならサラリーマンという絶好の条件を生かすべき。資金、時間の両面で恵まれている
- 運用資金を生活資金ときっちり分けられる
- 安定した基盤があるので、技術をゆっくり見につけられる
- サラリーマンならではのお金の悩みがある
- サラリーマンなら長期トレードがおすすめ