FX ってぶっちゃけ何勉強しておけばいいんだろう?
本に書いてあること全部勉強しないとダメかなぁ。。。
いっぱいありすぎて目が回る〜
FX をするために勉強すべきことはたくさんあるように見えますが、ぶっちゃけ知っておくべき知識は「やり方」によって変わります。
なので本に書いてあることを全部覚える必要はありません。
一般的に「テクニカル」「ファンダメンタルズ」「インジケーターの見方」などは必須科目ですが、ぼくはまったく理解せず取引しています。取引で使わないからです。
それでも毎年納税できるくらいの利益は出せているので、やり方として間違いではないでしょう。
今回は「FXをやるなら最低限知っておくべき6つの用語」を解説します。
当サイトのやり方ならこの6つを覚えておけばできるはずです。
必要な知識量が極めて少ない例としてお読みいただければよいかと思います。
Contents
当サイトの FX のやり方
まず当サイトのFXのやり方を簡単に説明しておきます。
- 値動きしか見ない
- MT4などの分析ツールを使わない
- 注文はスマホだがそれ以外の道具は紙とペン
FXとしては特殊なやり方でかなり昭和的です。
これは相場師の林輝太郎さんの技法に倣ったからです。
林さんは株をされていましたが、FXでもやり方は同じです。株のやり方がそのまま使えます。

FXをするために勉強しておくべき6つの用語

最低限知っておくならこの6つです。
- 買い(ロング)
- 売り(ショート)
- スワップ金利
- 成行注文
- 証拠金
- ロスカット
順番に解説していきます。
✅買い(ロング)
「買い」のことを「ロング」とも言います。
「買い」でポジション(玉)を持った場合、買値より値が上がれば利益が出ます。逆に下がれば損失になります。
- 101円になったら1円の利益
- 99円になったら1円の損失
✅売り(ショート)
売りでポジションを持った場合、売値より値が下がれば利益になります。逆に上がれば損失になります。
- 101円になったら1円の損失
- 99円になったら1円の利益
FXははじめた当初から「買い」も「売り」も同じようにポジションを取ることができます。
上昇する相場でも下落する相場でも利益を出すことが可能です。
✅スワップ金利
「買い」でポジションを持っていると毎日金利が入ります。これを「スワップ金利」と言います。
この利益は確定したものなのでどんなに相場が動いても消えることはありません。
逆に「売り」だと毎日マイナスの金利が発生します。つまりポジションを持っているだけで損失が出ます。
なので長期で売りのポジションを持つ時は注意が必要です。
✅成行注文
クリックしたらその場で注文できる一番シンプルな注文方法です。
注文方法はいろいろありますが実質的に使うのは成行注文と、もしかしたら指値注文くらいです(当サイトでは成行注文しか使っていません)。
心配なら指値注文も覚えておけば良いでしょう。
✅証拠金
FXは「外国為替証拠金取引」とも言います。
FX会社にいくらかのお金を預けて通貨を売買するからです。
ここでFX会社に預けるお金を「証拠金」と言います。ポジションの「レンタル料」みたいなお金ですね。
レバレッジ25倍のとき、FX会社に預けるお金は1万USドルあたり4万円くらいになります。
レバレッジ25倍ということは「取引額の1/25の証拠金が必要」という意味です。
- 1USドル=100円のときに1万USドル取引すると
1万USドル × 100円 = 100万円(これが取引額) - レバレッジ25倍だと取引額の1/25が証拠金になるので
100万円 × 1/25 = 4万円(これが証拠金額)
なお日本の FX 会社はレバレッジ25倍が多いので「レバレッジ何倍だろう?」と気にする必要はありません。
ざっくりと「証拠金が取引額の1/25いるんだな」と覚えておけばいいでしょう。
✅ロスカット
損失が資産額を超えないよう、危なくなってきたら自動的にポジションが決済される仕組みです。
「危なくなってきたら」の基準はFX会社によってさまざまですが、資産額が「証拠金の額を下回ったらアウト」と覚えておけばいいでしょう(もっとゆるいところもありますが)。
資産額50万円で3万USドルを取引していたとすると証拠金はおよそ12万円。
50万円 ー 12万円 = 38万円
含み損が38万円以内なら何も起こらない。
含み損が38万円以上になったら強制的に決済されて損失が確定する。
ロスカットの仕組みを覚えておくと「資産管理」に役立ちます。
相場が不利な方に動いても資産額が証拠金を下回らないようにポジションサイズを設計できればいいわけです。
以上が最低限知っておくべき6つの用語です。
知識としてはこのくらい知っていれば十分取引ができます。
知識以外に知っておくべきこと

今お話ししたのはFXの「ルール」に当たる部分です。
FXをできるようにするためにはルールの他に「相場の技法」を身につける必要があります。
相場の技法には以下のようなものがあります。
- 場帖の付け方
- チャートの書き方
- 玉帖の付け方
- 玉の動かし方
これらは勉強というより練習するべきものです。
詳しくは関連記事をご覧ください。足りないところは今後書き足していく予定です。



まとめ:FXで何を勉強するかは取引のやり方による。やり方によってはそんなに多くの知識はいらない
- テクニカル、ファンダメンタルズでさえ必須とは限らない
- 知識は「取引のルール」がわかる程度あればいい
- 知識以外に「相場の技法」が必要。これは勉強というより練習