FX を始めた当初からうまくいく人はあまりいません。
かくいうぼくも始めた当初は損失を出してばかりでした。
そんな過去の自分を振り返るとわかるのですが、うまくいかない人はやるべきことをやっていません。
ただエントリーして決済をするだけで利益が出るほどFXは簡単ではありません。
ぼくもFXで損をしていた頃にはただエントリーをして決済をするだけの取引をしていました。
「うまくいくわけがない方法」で取引をしていたわけです。
しかしそれも無理からぬ話で、FX初心者にはやるべきことがよくわかりません。
そこで今回はぼくがFXで損をしていた頃に「絶対やるべきなのにやっていなかったこと」を3つ解説します。
ではゆっくりいってみましょう。
Contents
相場の流れを見ていなかった

レートの上がり下がりにばかり目がいって大きな流れを見ていませんでした。
流れとは「全体として上昇傾向なのか下降傾向なのか」。 簡単に言うとそういうことです。
大きな流れはアプリのチャートを見ているだけでは意識しにくいです。
現在は場帖を作りチャートを手書きすることで流れが捉えられるようになっています。
やり方はこちらの記事にまとめてあります。


取引のシナリオを持っていなかった

FXで損をしていた頃は、エントリーしたらあとは神に祈るしかありませんでした。
そんないいかげんな奴に神が微笑んでくれるわけがありません。
当たり前ですが完全に運まかせのやり方では利益は出ません。
レートが上がったらどうするか、下がったらどうするか。
どこまで上がったら決済するのか、どこまで下がったら危険なのか。
FXに限らず、相場ではいろんなケースを想定して行動を考える必要があるんです。
そういったことをまったく考えていませんでした。
初心者にありがちですが、当時のぼくは「値動きを正確に予測できる方法」を探していたので「シナリオを作る」という発想に至らなかったのは無理のないことです。
同じ失敗に陥っている人は少なくないと想像します。
安全と危険の間に線が引けていなかった

レートがどこまで動いたら強制的に決済されてしまうのか。
これが「安全と危険を分ける線」です。
取引をするうえでかなり大事なことですが、当時のぼくはわかっていませんでした。
つまり「今のポジションの状態」が把握ができていなかったわけです。
「安全と危険の間の線」が見えていないと、含み損が大きくなるだけで恐怖が膨れ上がり、思わず決済をしてしまいます。
「損切り」のつもりでこれをやるんですが、なんのことはない。ただ損をしているだけです。
要するに「資金管理」ができていなかったわけです。
現在はもちろん資金管理を徹底していますので、含み損が出ていても大丈夫なのかどうか判断できます。
よって平気な顔で含み損が増えていくのを見ていられます。
資金管理の方法についてはこちらの記事をご覧ください。

「今」しか見ていない取引は失敗に終わる

振り返ってみるとFXで失敗していた頃は、とても近いところしか見ていませんでした。
チャートの上げ下げだけを見てエントリーしているのであれば、やっていることは博打と変わりません。
そして往々にして博打は勝ち目の薄いゲームです。
FXはしっかりと過去を見ながらこれからのことを考えて取引するものです。
うまくいっていないのであれば、見ているところが近すぎるのかもしれません。
少し長期的な視点で取引を考えてみてはいかがでしょう。
まとめ:FXで失敗しているあなたはやるべきことをやっていない。そもそもやるべきことがわからないのでは?
FXで失敗を避けるなら
- 相場の流れを見よう
- 取引のシナリオをもとう
- 安全と危険の間に線を引こう
過去を踏まえてこれからを考えるのがFXの取引です。
